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メラミン化粧板ってどこに使われているの?

 

樹のコトブログです。

 

前回のブログ「"材質"で検索」にて、メラミン化粧板・ポリエステル化粧板・化粧紙ボードの特徴をお伝えしましたが、今回は"メラミン化粧板がどんな所に使われているか"、理由と共に紹介していきます。

 

メラミン化粧板を国内で製造しているメーカーは、現在下記の3社となっています。

アイカ工業株式会社

https://www.aica.co.jp/

 

日本デコラックス株式会社 

https://www.decoluxe.co.jp/

イビケン株式会社

https://ibiboard.jp/

イビケンさんは、2022年12月にファブレス化する予定となっております。

※ファブレス化とは…メーカーが企画・開発などのコアコンピタンスにビジネス活動を集中するために、自社で工場を持たず、外部に委託を行うビジネスモデル

最盛期は7社程度あったことから考えるとずいぶん減りました。

 

話がそれてしまいましたが、実際に"メラミン化粧板がどんな場所で使われているか"紹介します。

一番多く使われている場所は…

水平面です!

…と言われてもピンとこないですよね。

画像を元にご紹介します。

 

フードコートのテーブル天板

皆さん一度は利用したことがあるかと思います。

多くのフードコートではテーブル天板にメラミン化粧板が使われています。

 

学童デスク

最近の学童デスクの天板はメラミン化粧板を使用したものが多くなっています。

※学童デスクの天板シートに関するページはコチラ(コテラ商会ホームページへ)

 

レジカウンター

スーパーマーケットなどのレジカウンターや空港のチェックインカウンターにもメラミン化粧板が使用されています。

 

 

店舗の陳列什器(じゅうき)

店舗の陳列什器、カウンターなどにメラミン化粧板が使用されています。

 

 

これらに共通しているのは、

★不特定の方が使用される。

★色々な物を置く。

などが考えられます。

メラミン化粧板は表面が硬く、傷に強いことが特徴としてあげられます。

厚みは僅か1㎜程度ですが、鉛筆硬度で8H程度と非常に硬い素材となっています。

傷に強いだけでなく、熱、水にも強い素材となっています。

メラミン化粧板は多くの方が触れる場面で使われており、傷に強い。

さらに汚れ防止や抗ウイルスなどの加工された製品もあり、こうした理由から選ばれるのではないでしょうか?

 

ということで今回は"メラミン化粧板がどんな場所で使われているか"をご紹介いたしました。

これはあくまでも使用されているところの一部なので、まだまだあります。

こうしてみると1日1回は目にしているかもしれないメラミン化粧板は、生活に欠かせない商品かもしれませんね!