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【DNP】WSサフマーレについて

樹のコトブログです。

今回は大日本印刷株式会社さん発行の
「WS×EB-Fチップカタログ」から、
WSサフマーレについてお伝えいたします。

※内容はカタログP.88から引用したものになります。

WSサフマーレをチェック

タン右

WSサフマーレ(EBオレフィンシート)
優れた表面性能とデザイン性で、多くの実績と
高い信頼性を持つEBオレフィンシートです。
室内建具や収納、造作材など内装用素材としてご活用いただくことで、豊富なバリエーションで多彩なインテリアシーンを演出します。
強靭な塗膜で、擦り傷・汚れ・日光に強いEBコーティング。
オレフィンシートは炭素と水素のみで構成され、燃やすと水と二酸化炭素などになる樹脂の総称です。
焼却時に塩化水素ガスやダイオキシンがほとんど発生せず環境に配慮した製品です。

 

使用部位に関する留意点
半戸外
WSサフマーレは、汎用内装建材として製品設計されていますが、半戸外など直射日光が連続的に当たり、水分の付着が想定されるなどの用途には、使用しないでください。

ドア枠・開口枠
基材が木質系の場合、硬いものが当たると凹みが生じます。
施工後は、必ず養生カバーをしていただき、特にコーナー部を保護してください。

カウンタートップ(玄関収納・電話台など)
通常使用で、衝撃や摩耗が少ない場合、使用上は特に問題はありませんが、擦り傷・凹み傷などには十分にご注意ください。
また、熱湯の入ったヤカンを置くなどの著しい熱衝撃が加えられた場合、艶変化、膨れなどが予想されますので、ご注意ください。

床関連部材(上がり框・床見切り・沓摺など)
床関連用途は、摩耗頻度や摩耗の際の負荷荷重が大きいため、シート表面の摩耗や擦り傷・艶変化などが生じる恐れがありますので、ご使用される場合にはご注意ください。

補修・メンテナンスについて
基本的には下記の補修方法で問題ありませんが、表面処理の性質上、密着強度が得られ難いため、再塗装及びシートを重ね貼りする場合は、サンドペーパー(#400)で十分に研磨し、密着剤を塗布するなど十分な下地処理をお奨めいたします。
また、表面の意匠表現や凹凸表現の豊かなものが幾つかあり、下記の一般的な補修方法では対応が難しい場合がございます。

汚れ関係
泥・ホコリ・調味料など
濡れ雑巾または中性洗剤で軽く拭きとってください。※1

油性の汚れ(マジックインキ・クレヨンなど)
中性洗剤・エタノールなどのアルコール類または石油ベンジンで軽く拭き取ってください。※1

接着剤・塗料
汚れが広がらないよう、すぐに中性洗剤・エタノールなどのアルコール類または石油ベンジンで軽く拭き取ってください。※1

※1 導管部に汚れが残った場合は、中性洗剤もしくはアルコールに歯ブラシなどを浸し、軽く擦って除去した後、水で拭き取ってください。

傷関係
艶変化・艶ムラ
硬いもので強く擦ったり、誤って熱湯をかけた場合などに生じた艶変化・艶ムラは、艶調整用スプレー(エコスターなど)を補修箇所周囲によく馴染むように塗布してください。

白化
白化した部分に、同色のEcoタッチアップマーカーを塗った後、指などで軽くぼかし、艶調整用スプレー(エコスターなど)を補修箇所周囲によく馴染むように塗布してください。

擦り傷・ささくれ
ささくれ立った箇所をサンドペーパー(#400など)またはカッターナイフで取り除き、白化した部分に同色のEcoタッチアップマーカーを塗った後、指などで軽くぼかし、艶調整用スプレー(エコスターなど)を補修箇所周囲によく馴染むように塗布してください。

釘穴・凹み・引っ掻き傷
釘穴やドライバーなどを落としてできた穴や、鋭利なもので削れた傷は、ささくれ立った箇所や基材のバリをサンドペーパー(#400など)またはカッターナイフで取り除き、同色のパッチャルペンシルまたはハードワックスを埋め込み、ヘラなどで形を整形し、艶調整用スプレー(エコスターなど)を補修箇所周囲によく馴染むように塗布してください。

加工・施工上の注意点
表面処理の性質上、重ね貼りにおける密着強度が得られ難いため、ラッピング加工などでのシートの重ね貼り加工は、十分注意してください。
ホワイト系シートについては、濃色品番に比べ、傷付きによる汚れが目立ちやすいため、加工・施工時の取り扱いには十分注意してください。
横柄シートを並べてジョイントする際は、シートを伸ばし過ぎますと、表面に艶退けが発生することがありますので、注意が必要です。
また、真空プレス機による深絞り成型はお奨めしません。
熱により、化粧板表面のシートに膨れが生じる場合がありますので、投光器・ドライヤー・暖房機などの熱源には、近づけないよう注意してください。
使用する基材により、表面の見え方(色調)に影響が出る場合がありますのでご注意ください。

製品の取扱い・保証について
製品は保管時の温度や湿度によっては変形などの不具合を発生する場合がありますので、下記のような取扱い及び保管は避けてください。
1) 高温多湿の場所での保管
2) 製品保証期間を超える長期保管並びに積み重ね保管
3) 直射日光に暴露されるような保管

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引用:大日本印刷株式会社(DNP)

引用元:「WS×EB-Fチップカタログ」