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【3M】メンテナンスのご注意

樹のコトブログです。

今回は以前のブログに引き続き、
3M™ダイノック™(以下ダイノック)フィルム
選定・施工・メンテナンスにあたってのご注意から、
「メンテナンス・清掃方法」
「消毒薬のご使用ガイドライン」についてお伝えいたします。

※ダイノックフィルム「Product Information」P.9、P21から引用しています。

 

メンテナンス・清掃方法

付着した汚れはすみやかに除去してください。
日常の清掃は水拭きもしくは市販の中性洗剤をご使用ください。
※ダイノックフィルムホワイトシリーズは洗剤のご使用を避け、水拭きのみとしてください。
ただし、水拭きの際、布巾やスポンジに付いていた汚れや水含有のカルキがフィルム表面に残留し、濃色柄では白濁して見える場合があります。
清潔な布巾やスポンジを使用し、水拭き後に水分を残さないようしっかり拭き取ってください。
粗いエンボス製品で凹部に汚れやカルキが残留し除去が困難な場合は、水につけた細い毛先のブラシでやさしく掻き出してください。
硬いブラシで強く擦ると、光沢が変わったりキズが付くのでご注意ください。

落ちにくい汚れは3M™クリーナー20、もしくはイソプロピルアルコールスコッチ・ブライト™シャープシューターをご使用下さい。
ただし、ARシリーズ・ホワイトボードシリーズ・抗ウイルス・抗菌シリーズでのご使用は避けてください。
強アルカリ性洗剤、強酸性洗剤、またはシンナー等の有機溶剤のご使用はお勧めしません。
特に、ARシリーズ・MTシリーズ・ホワイトボードシリーズ・抗ウイルス・抗菌シリーズでは外観や性能が変化する場合があります。
清掃は柔らかい布、スポンジ等をご使用ください。
研磨剤の入ったスポンジは絶対に使用しないでください。
清掃後、フィルム表面に残った洗浄剤は水拭きできれいに除去してください。

 

消毒薬のご使用ガイドライン

ダイノックフィルムを消毒・清掃する場合は、薬剤をウェスなどに取り、フィルムを拭いてください。
主な薬剤に対する耐薬品性は以下の表のとおりです。

注意事項
使用する薬剤は用法容量に従って希釈してください。
消毒や清掃の際に、薬剤により汚れが落ちて周囲と差が出たり、ムラになって見える可能性がありますのでご注意ください。
強く拭くと表面にキズをつけることがありますので、軽く拭いてください。
消毒用エタノールをMTシリーズに直接つけると跡が残る場合があります。

次亜塩素酸ナトリウム液
消毒の効果が発揮したのち水で拭き取ってください。
放置すると固形成分が固着する場合があります。
フィルムの品番によってはフィルム表面の凹凸(エンボス)に入り込んで、水やアルコールで十分に拭き取りきれず、繰り返し使用により、光沢変化、表面劣化を生じる可能性があります。
AM、VMシリーズ、VM-MTシリーズに用いると、変色する可能性があります。
消毒用アルコールをご使用下さい。
液の銘柄によっては、跡が残る可能性がありますので、目立ちにくい場所で何度かお試しをして、跡が残らないことをご確認ください。

一般に、香料や着色料が入った薬剤は、変色の恐れがあるため、ご注意ください。
上記耐薬品性能は、市販の製品を購入して評価したものです。
各製品の改良などによる組成の変更があった場合は、結果が異なる可能性があります。

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引用:3M™ダイノック™